マインドフルネスセミナー(歩く瞑想編)
マインドフルネスセミナーを受講した感想について書いて行こうと思います。
今回は「歩く瞑想」です。
このワークも最初に名前を聞いた時に驚きました。
どうしても瞑想は座ってするもの、という先入観があったからです。
以前の記事でもご紹介した「食べる瞑想」
でも感じたことですが、マインドフルネス瞑想の形式に囚われない点が衝撃的でした。
私にとって「歩行」という行為は単なる移動手段でしかなく、
日常的に散歩をする習慣もなかったためか、
歩くことそれ自体に意識を向けるのは不思議な感じがしました。
このワークのコツは「足の裏」を意識することです。
足裏に感じる床の感覚、温度、身体の重さなどを意識的に感じるようにします。
また、その時の思考、感情なども気づきを得られるポイントです。
オンラインセミナーですので、歩く場所は部屋の中です。
私は狭い部屋の中の僅かなスペースを集中して歩き続けました。
フローリングとマットの部分を行ったり来たりして、
その瞬間瞬間の足裏の感覚に意識を集中しました。
床の材質の違いによって、温度の変化や、
つるつるした感触、ふわっとした感触を感じることができました。
至極当たり前のことを言っているようですが、
意識の有無で実際に感じられるものは文字で表わす以上の差があります。
しかし私がこのワークで一番感じたのは温度でも感触でもありませんでした。
今回のワークは私の部屋が狭いということもあり、
移動距離が限られているので、自然と歩くスピードはゆっくりになりました。
それがかえって身体の重心を不安定にさせ、エネルギーを消費し、
ワークをしてる最中に明らかに足に疲労が溜まっていたのを感じました。
コロナの影響でジムを休会していて、運動不足の影響もあってか、
歩いているとすぐに疲れる自分に気がつきました。
最初のうちは足裏の感覚を研ぎ澄まし、集中していましたが、
途中からバテて「疲れたな、早く終わらないかな」と思うようになっていました。
さぞかしだらしない奴だと思う方もいるかもしれませんが、
重要なのは「そう思っている自分に気づく」ということなのです。
何も床の温度や感触にだけ気づくことが歩く瞑想ではありません。
そのワークを実践して何に気づきを得るかは人それぞれです。
そして得られる気づきは必ずしもポジティブなものとは限りません。
やってみて自分のマイナス面やマイナスの感情に気づく時だってあります。
そこで得られた気づきをどう活かすかも自分次第、
もしネガティブな気づきだとしても、それは無駄ではないと思うのです。
現実が決していいことばかりではないように、
「今」に注意を向けるというのはそういうことではないでしょうか。
OBPアカデミアのマインドフルネスセミナーは他にも変わった瞑想でマインドフルネスを学べます。
ご興味がある方は是非参加してみてください。
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どんなものか試しにやってみようかなと思う方は是非ご参加ください。
ポルトクオーレ喜田代表監修、講師は渡辺信一先生、池田真基先生です。
最後まで読んでいただきありがとうございました。