ポルトクオーレ事務局員の心理学初学者ブログ

臨床心理学総合アカデミア ポルトクオーレ事務局を担当している心理学初心者のブログです。

モチベーションの保ち方

皆様、お盆が終わりいかがお過ごしでしょうか。

 

2021年公認心理師試験まであと一ヶ月となりました。
モチベーションを保ち続けていますでしょうか?

 

どんな目標であってもモチベーションを保ち続けるのは難しいことです。
真面目な方であればあるほど一日のノルマを膨大にして、
ストイックに頑張ろうとします。


もちろん、そのまま継続して多くのノルマをこなして行ければ
それに越したことはありません。


しかし、人間必ずしも365日ずっと頑張れるわけではありません。
やる気が出ない日、仕事で忙しい日、体調が悪い日、
人によって様々なご事情があると思います。

 

もしノルマを達成できなかった日があると、
「甘えてしまった、自分はダメな人間だ」と自分を追い込んでしまうこともあります。
そして更にやる気がなくなり、どんどん悪循環に陥ってしまいます。

 

私も大学受験の際にはそのような負のスパイラルに陥ってしまいました。
別の資格試験の時も同じような考えで、中々成果を出すことができませんでした。

 

それから数年後、Youtubeを見ていて、ある新しい考え方に出会いました。

 

それは、一日のノルマを めちゃくちゃ少なくする という考え方です。
「え、試験日も近いのに何を言ってるんだ」
「勉強時間が少なくなって、不合格になってしまうじゃないか」
「自分を甘やかして楽をしたいだけではないのか」

 

そう思われる方もいると思います。

 

しかしこれは「継続」に関して、かなり効果的だと思い、
私自身もこの考え方で今現在モチベーション維持に役立っていますので、
ブログ読者の皆様にもご紹介させていただきます。

 
例えば「1日参考書を10ページ読む」だったら、
やる気と時間が無い日は中々達成できないかもしれません。


それがもし「1日参考書を1行読む」だったら多少やる気がなくても、
忙しい日だったとしてもとりあえず達成はできそうな気がします。

 

でもそんな小さいノルマで、本当に目標が達成できるのか、そう考えると思います。
仮に参考書を1行読んでノルマを達成したとしましょう。
その時、どう思うでしょうか?

 

少しやる気があれば、

「物足りない」
「これで終わるのは勿体ない」
「せっかく参考書を開いたのだからもっと勉強したい」

と思うのではないでしょうか?

 

ここがこの考え方の肝です。
何かをやり始める時、一番大変なのは「着手」です。
自転車は漕ぎはじめが一番エネルギーを使います。
しかし一度漕ぎ始めれば後は転がるように、
それほど力を入れなくてもすいすいと進むことができます。
勉強も似たようなところがあります。

 

ノルマ達成後に更に勉強すれば「頑張ってる自分えらい!」と思えるようになります。
そう単純ではない人も、ノルマ+αが出来ている事実を認識するはずです。
ノルマ達成後というのは、言ってみればボーナスステージなわけです。
強制ではなく、やりたい分だけレベルアップが出来る時間なのです。
それが好循環を生み、上昇気流となり、
気付けばとても高い目標を達成できるレベルにまで到達できます。

 

そして、もし何かの原因でノルマ分しか達成できなかったとしても、
最低限をこなせた自分に満足ができるはずです

 

たとえ小さなノルマでも、長い目で見れば0と1には程遠い違いがあります。
あと1ヶ月だとしてもそこには大きな差が生まれます。

 

もし勉強が辛くなってしまった時、この考え方が何かの助けになれば幸いです。
私も自分に小さなノルマを課しつつ、
今後も心理学の勉強を進めていきたいと思います。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。