ポルトクオーレ事務局員の心理学初学者ブログ

臨床心理学総合アカデミア ポルトクオーレ事務局を担当している心理学初心者のブログです。

マインドフルネスセミナー(座る瞑想編)

今回はマインドフルネスセミナーを受講した感想について書いて行こうと思います。

 

私が受講したのは大阪にあるOBPアカデミアで開催されているセミナーの一つでした。
マインドフルネス・メディテーション・トレーニング (MMT)という、
マインドフルネスの知識を学び、瞑想スキルを高める週1のプログラムです。
このセミナーはコロナ対策としてオンラインで実施されているため、

関東在住の私でも参加できました。

 

最初の講義では「座る瞑想」を行いました。
瞑想と聞くと座禅を組んで目を閉じ、心を無にする修行僧のような印象を持ちます。
もちろんこのワークでも姿勢を正して意識を集中させるのですが、
私が実践したのは心を無にする瞑想ではなく、心を向ける瞑想でした。

 

実践のプロセスは以下の通りです。

 

まずは背筋を伸ばし、十分に息が吸い込める体勢で座ります。

 

座る場所は椅子でも、床でも構いません。

 

そして身体の中で、呼吸を一番感じることができる部分を見つけます。

 

自然に呼吸ができる準備が整ったら、いよいよ呼吸に意識を向けて行きます。

 

大切なのは何かを考えながら呼吸をするのではなく、

「呼吸」だけに意識向けることです。

 

そうしていると、普段は全く意識していない事に気が付いていきます。

 

例えば、

 

空気が気管を通る感覚…

 

肺の動き…

 

血の巡り…

 

筋肉の張り…

 

それは人によって様々です。


「そんな事に気がついて何の役に立つんだ」と、思われる方もいるかもしれません。
確かに、肺の動きを感じる事ができても直接何かの役に立つとは考えづらいでしょう。

しかし、そういった「注意を向けて気づきを得る」というスキルは、
どんな場面にも応用ができるスキルなのではないかと私は思います。

 

また、正しくトレーニングを積み上げれば、
自分の精神状態に対して意図的に働きかけることが可能となり、
うつやストレスの緩和集中力やモチベーションアップといった

精神的効果ばかりでなく、さまざまな病気の治療や症状の緩和に応用することができると言われています。

 

マインドフルネスは一度講義を受講したからと言って、
その恩恵をすぐに享受できるものではないと、講師の方もおっしゃっていました。
スポーツと同じで、何度も練習が必要なのです。

 

なので、私も週1でセミナーに参加し、

日常生活でもマインドフルネスを 実践して気づきを得る練習をしています。

それは少し長くなりそうなので別の記事で書こうと思います。

 

OBPアカデミアのマインドフルネスセミナーでは他にも変わった瞑想でマインドフルネスを学べます。
ご興味がある方は是非参加してみてください。

下記URLから「マインドフルネス」で検索すれば現在実施中のセミナーが見つかります。
https://obp-ac.osaka/event.html


次回も別の瞑想を体験した感想を書いて行こうと思います。